村松憲一
私が奥三河郷土館に最初に行ったのは1980年頃で,設楽町奥三河郷土館と呼ばれていました。写真が行方不明でよく覚えていませんが,狭いところに多くの標本が展示されていた気がします。すでに豊橋鉄道田口線は廃線となっており,田口線で用いられていた車両「モハ14」が屋外に展示されていたのを覚えています(現在も奥三河郷土館で見られます)その後,何回かは見学したと思いますが,今回,設楽町清崎の「道の駅したら」に移転した奥三河郷土館に初めて行ってきました。奥三河郷土館の入場料は通常300円(一般)ですが,開館5周年ということで無料でした。広くきれいな展示スペースに自然資料,考古資料,歴史関係資料,民族資料に分けて整然と展示されています。前述の車両「モハ14」も展示されています。見学者が少なかったこともありますが,係りの方(学芸員?)が丁寧に説明してくださり,質問にも丁寧に答えていただけました。形の整った岩石(領家花崗岩類の岩体別に)がきれいに配列して展示され,設楽層群の岩石・化石も層(以前は累層と呼んでいました)毎に展示されています。目玉標本が何かは見学者の関心次第ですが,柴石峠のスッポン化石,津具金山の金鉱石が印象に残っています。






前述したように田口線は廃線になっており,清崎にも駅があったようですが,何も残っていません。係りの方が,田口線の鉄橋(現在は道路)やその先にあるトンネルを教えて下さいました。以前に清崎花こう岩を見にこの付近を歩いたことがありますが,トンネル内を歩くと花崗岩が見られます(ハンマーは使えませんし,暗いので確認はできませんが清崎花こう岩と思います)。


「道の駅したら」はとてもきれいな施設で,ちょうど昼食時ということもあって駐車場は満車でしたが,道を挟んだ向かい側に広い駐車場があるのでそこに停めることができました。食堂(アユを使ったメニューがいくつかありますが,私が入ったときにはすべて売れ切れでした)や,土産売り場もあります。外のテーブルで,休息や,飲食をしいる方も多く見えました。


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