記事

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大地(地質)も環境構成の一員です。環境は地質,気象,生物,水圏と複雑に関係しあっています。名古屋とその近県も含めた地質を中心にした記事と,オーストラリアを中心とした海外のジオサイトも取り上げます。
資料

名古屋市守山区の地形・地質と庄内川

名古屋市守山区は市街地化が進む名古屋市内では,比較的多くの自然が残されています。猿投山西方から知多半島の丘陵にかけて断続的に続く東部丘陵地帯の一部を構成する地域です。守山区を中心とした地形・地質・人とのかかわり・庄内川流域の地質について紹介...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.48)

日本は活断層の多い国ですが,愛知県とその周辺にも何本もの活断層があります。もちろん活断層があるから地震が起きるということではありません。活動の可能性があるというだけです。また,知られていない震源断層もありますので,地震予知はむつかしいとされています。
雑記

初夏の花と海の生物

6月21日に,南知多町片名の長谷崎周辺の地層を見にいったついでに観察した海岸の生物の紹介です。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.47)

地質年代は,ウランや14Cなどの放射性同位体を用いた多くの測定法が知られています。今回は,「天文年代」,「酸素同位体ステージ」,「較正年代]という,比較的新しい地質時代に関わる事柄についての説明です。
会報

   なごやの大地を学ぶ会会報(no.46)

水晶とその仲間たち石英の化学組成はSiO2で,造岩鉱物として長石類に次いで多い鉱物です。六角柱状のきれいな自形結晶(鉱物が本来持っている形)をしているものを水晶と呼びます。その仲間たちには違いの分かりにくいものがあります。 なごやの大地を学...
資料

資料014 八事裏山地域の地形・地質(概報)

名古屋市東部地域は猿投山塊東部から南へ尾張丘陵~知多半島まで続く丘陵の一部に含まれ,標高80~50m前後の定高性を持つ丘陵が見られる。今回,東山公園南部(八事裏山)と平和公園に残されている湿地や,乾燥化が進む湿地跡の保全・再生の可能性を求める調査が行われた。地質に関して若干の知見が得られたので,東山公園南部(八事裏山)地域について報告する。
雑記

春の花 その3

春は野花がよく見られます。名古屋市の八事裏山の地層を見に行った帰りに,目についた花の写真です。名前が間違っていたら教えていただけると嬉しいです。一枚は,我が家でずいぶん前から育てているコダカラベンケイソウです。先日,50cmを超える茎を切っ...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.45)

愛知県の美濃帯では石灰岩や大理石は限られたところでしか見られませんが,秩父帯では比較的よく見ることができます。イタリアなどでは,テチス海に堆積した石灰岩類が広く分布しており,地殻変動を受けて大理石もよく見られます。
記事

記事024     足助断層と花崗岩

先日,酒呑(しゃちのみ)ジュリンナ遺跡を訪れる際に,地質図を眺めてみました。この地域は領家花崗岩類の伊奈川花崗岩が分布しており,その特徴から塊状岩相かいじょうがんそう(図1の濃赤色部)と片麻状斑状岩相へんまじょうはんじょうがんそう(図1の淡...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.44)

愛知の大地のなりたち14  新生代 人類の時代 なごやの大地を学ぶ会会報no.44 20240501ダウンロード