雑記 春の草花を見てきました 日進市の地質調査の帰り,畑や路端には花がたくさん咲いていました。私の家の周りではほとんど見られないので写真を撮ってしまいました。私には花の名前はわかりませんので,わかれば教えていただけると嬉しいです。2024年4月14日撮影 フサザキスイセ... 2024.04.15 雑記
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.43) 愛知の大地のなりたち13 新生代 第四系庄内川,矢作川,豊川などの大きな河川の川岸には,主に更新世の地層が段丘をつくっています。段丘はかつての河床,河原が相対的に隆起してできますので,地形的には上の段のものほど古くなっています。名古屋市街地... 2024.04.15 会報
雑記 春日井市の築水池に行ってきました 築水池の付近は美濃帯の砂岩,泥岩やチャートを基盤に,その上に土岐砂礫層(矢田川層?)が載っており,築水池の北側を中心に小さな湿地が見られます。4月2日でしたが,まだ,シデコブシの花が見られました。。 2024.04.04 雑記
会報 なごやの大地を学ぶ会会報no.42 名古屋周辺の鮮新-更新統は東海層群と呼ばれます。砂礫層,砂層,シルト層,亜炭層,火山灰層層などが見られます。層序のわかりにくいところが多い地層です。湧水湿地が多く見られます。植物の世界ではこの地域の固有種が多くみられる東海丘陵要素植物群が有名です。 2024.04.04 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.41) 愛知県内の中新統には,設楽層群,師崎層群のほか,作手層,岡崎層群,品野層と呼ばれる地層があります。設楽層群上部の南設亜層群を除いてこれらの地層群は,地層が薄く,層相が大きく変化し,著しい 褶曲構造がない,凝灰質などの特徴があります。 2024.03.15 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.40) 愛知の大地のなりたち10 新生代 愛知県周辺に広く分布する領家花崗岩類が固まった深さは数km程度で,侵食によって比較早い時期に地表に顔を出し,愛知の大地をつくっていたようです。日本海拡大以前には日本列島となる地域は,ユーラシア大陸の沿海州に... 2024.03.14 会報
記事 岐阜県の美濃加茂~可児周辺の中村層 その1 岐阜県美濃加茂市と可児市の境を流れる木曽川河原には主に瑞浪層群中村層がみられます。太田橋付近の中村層中には,脈状岩石が見られます。2020年,その成因に熱水流体の存在が提唱されました。さらに,2023年に樹幹化石の林床から,ウリノキモドキという熱帯性の植物の仲間の葉ばかりが集まっているのが報告され話題を呼んでいます。 2024.02.22 記事
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.39) 20240215 愛知県の大半を占める基盤岩類は領家帯と呼ばれます。白亜紀の花崗岩類と,それによって広域の高温低圧型(接触)変成作用を被った領域です。領家花崗岩は新期花崗岩と古期花崗岩に分けられてきましたが,両者に大差はなく,その年代は 85~100Ma に収まり,変成年代もこの範囲にあると考えられています。花崗岩類には,花崗岩,花崗閃緑岩,トーナル岩が見られます。愛知県内の領家変成岩には,変成温度の分布が南北で非対称という特徴があります。 2024.02.21 会報