会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.52)

穀物の2つ目はムギです。麦はイネと異なり,乾燥した土と寒冷気候を好みます。小麦も大麦も多くのものに利用しています。麦茶,麦踏,ストロー,麦わら帽子,落穂ひろいなどムギに関わる言葉もよく耳にします。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.53)

3大穀物の3つ目はトウモロコシです。トウモロコシは,雄花と雌花と咲く時期がずれており,人の手で受粉する必要のある植物です。実の粒の数は必ず偶数で,髭の本数と同じという面白い話題があります。 非常に多くの利用方法があり,紙おむつなど高分子吸収体もトウモロコシのデンプンを利用しています。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.51)

イネと高師小僧 過日,「玄米」を知人からいただきました。そして,初めて精米機を利用しました。イネの最大の特徴は過湿土壌中でも生育できることです。食べる以外,考えたこともなかった米について調べていく中で,高師小僧のことを思い出しました。高師小...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.50)

「あいちの地質99選」近年,ジオパーク,ジオサイト,世界自然遺産などの言葉を耳にすることが多くなっています。geoはもともと地球を意味する言葉です。したがって地質と大きなかかわりがあります。今回は「みのひだ地質99選」(岐阜新聞社,2011...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.49)

原子には,同じ陽子数でも中性子の数が異なり,重さ(質量)が異なるものがあります。これを同位体といいます。同位体には,放射能を出して原子番号が変わってゆく放射性同位体と,安定して存在する安定同位体があります。生体に微量に含まれる安定同位体を通して,食物の生産地や動物の食生態,生活歴などが見えてきます。これから,食品生産地の偽装などを見破ることができるようになってきています。
資料

名古屋市守山区の地形・地質と庄内川

名古屋市守山区は市街地化が進む名古屋市内では,比較的多くの自然が残されています。猿投山西方から知多半島の丘陵にかけて断続的に続く東部丘陵地帯の一部を構成する地域です。守山区を中心とした地形・地質・人とのかかわり・庄内川流域の地質について紹介...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.48)

日本は活断層の多い国ですが,愛知県とその周辺にも何本もの活断層があります。もちろん活断層があるから地震が起きるということではありません。活動の可能性があるというだけです。また,知られていない震源断層もありますので,地震予知はむつかしいとされています。
雑記

初夏の花と海の生物

6月21日に,南知多町片名の長谷崎周辺の地層を見にいったついでに観察した海岸の生物の紹介です。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.47)

地質年代は,ウランや14Cなどの放射性同位体を用いた多くの測定法が知られています。今回は,「天文年代」,「酸素同位体ステージ」,「較正年代]という,比較的新しい地質時代に関わる事柄についての説明です。
会報

   なごやの大地を学ぶ会会報(no.46)

水晶とその仲間たち石英の化学組成はSiO2で,造岩鉱物として長石類に次いで多い鉱物です。六角柱状のきれいな自形結晶(鉱物が本来持っている形)をしているものを水晶と呼びます。その仲間たちには違いの分かりにくいものがあります。 なごやの大地を学...