会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.32)

生物が誕生して生息するためには,液体の水の存在が不可欠と考えられています。地球はそのための条件をクリアした惑星です。生命とは何かという明確な定義はありませんし,どのようにして生物が誕生したのかはわかっていませんが,非生物から生物が生まれたの...
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.31)

地球ができてからの 46 億年の歴史の中で,先カンブリア時代と呼ばれる時代はそのほとんど(88.3%)を占めます。その時代の様子を伝えるものはほとんどなく不明な部分が多いですが,海洋の形成,大気中のCO2の減少や酸素の発生などがありました。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.30)

恒星は集団をつくる傾向があります。「天涯孤独の星」というのはほとんど存在しないようです。前号で紹介したように,宇宙の誕生から数億年後に恒星は誕生したようです。今回は恒星の誕生から地球の形成までの話です。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.29)

私たちの住んでいる大地の生い立ちを,グンとさかのぼっていくと宇宙の形成につながります。宇宙の誕生のしくみは,まだ未知の部分がたくさんあります。今回は宇宙の誕生のころの様子の話です。
資料

資料 日本のジオサイト

石川県白山市を中心とする,白山・手取川ジオパークは2023年5月に世界ジオパークに認定された。この地域では,大規模な地すべり,桑島化石壁,手取渓谷,手取川扇状地など,興味深いものが多くみられる。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.28)

9月は台風シーズンです。古くから日本人は嵐(台風)の被害と恩恵を受けてきました。海面水温が高い熱帯の海上で発生する熱帯低気圧が,さらに発達して日本付近にきたものを台風と呼びます。今回は台風と近年よく使われる「線状降水帯」の話です。
記事

白山手取川ジオパークへ行ってきました

白山手取川ジオパークが日本の10か所目となるユネスコ世界ジオパークに認定されました。今回,白山手取川ジオパークの方と,国交省の方の案内で,ジオパークを見学できました。 主なものは,手取川扇状地,桑島化石壁,白山南西の甚之助谷などの地すべり地帯の見学です。
資料

資料11 日本のジオサイト 越前海岸の地質

越前海岸と福井平野・鯖武盆地の間の活断層によって区切られた丹生山地は,主に新第三紀中新世の火山岩と堆積岩からできています。越前海岸は,段丘面が発達した直線的な隆起海岸で,地層・岩石に適した地域です。この時代は,日本海が拡大しながら形成された頃で,越前海岸付近は陸の環境から海の環境へと変わる様子が観察できます。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.27)

流星は,彗星(すいせい)が軌道上に放出した直径1mm~数cm程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し,高温になってチリが気化する一方で,大気や気化したチリの成分が光を放つ現象です。隕石は宇宙から固体の物質が地表などに落下してきた時に,大気中で気化せずに残ったもので,基本的には小惑星の破片で,かつて惑星をつくっていた岩石や金属鉄の塊です。
会報

なごやの大地を学ぶ会会報(no.26)

近年,自然科学,社会科学の分野で用語の改定が行われています。どの用語が最適かはいろいろな考えがあると思いますが,教科書の使われる用語は一つの目安になると思います。そのいくつかを紹介します。