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記事27 恵那市岩村へ行ってきました

久しぶりに岐阜県恵那市岩村へ行き,少しですが地層の観察をしました。岩村では花崗岩類,濃飛流紋岩類(溶結凝灰岩),新第三系瑞浪層群が見られます。10数回は歩いていますが,今回は,濃飛流紋岩類に花崗岩が貫入している露頭がどうなっているか見てきま...
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記事027 河内風穴

滋賀県犬神郡多賀町河内にある「河内風穴」に行ってきました。鈴鹿山脈の霊仙山の南方にあり,美濃帯舟伏山ユニットの石灰岩に開いた鍾乳洞です。入口は標高約260mのところにあり,鍋尻山の北東尾根に発達しています。内部は3階構造となっており,小洞が...
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記事026 矢田川層藤岡部層(土岐砂礫層)から珪化木の発見

瀬戸市の藤岡部層の礫層中から,珪化木が見つかりました。珪化木は土岐砂礫層を経て土岐川(庄内川)水系の河原にもたらされたと考えられていますが,実際に土岐砂礫層の露頭から見出された報告を目にしたことはありません。露頭からの産出確認の目的で,10...
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記事025   チャートの上に立つ彦根城の見学

滋賀県彦根市の彦根城に久しぶりに行ってきました。平日ですが,天守閣の修復工事による見学中止が解除された日のためか,多くの観光客でにぎわっていました。アジア系の外国の方が多い気がします。石垣の組み方が名古屋城などと違い興味を持ちました。 (1...
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高座山の水晶

春日井市の高座山の水晶産地へ行ってきました。高蔵寺の駅から徒歩20分ほどでつきます。キノコ山なので10月からは入山できません。露頭の下位にあたる路面に小さいけれどきれいな水晶が散らばっています。土をスコップで少しすくって,後で水洗いするのが...
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記事024     足助断層と花崗岩

先日,酒呑(しゃちのみ)ジュリンナ遺跡を訪れる際に,地質図を眺めてみました。この地域は領家花崗岩類の伊奈川花崗岩が分布しており,その特徴から塊状岩相かいじょうがんそう(図1の濃赤色部)と片麻状斑状岩相へんまじょうはんじょうがんそう(図1の淡...
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記事23 名号岩

豊田市加茂川町川向に「名号岩」があります。かつての加茂郡と額田郡の境界を流れる郡界川に沿った道沿いの露頭(伊奈川花崗岩)に山下現有(元浄土宗管長・知恩院門跡)の書から「南無阿弥陀仏」と刻まれています。
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記事22   日進市いなり山の地層

日進市いなり山では,東海層群矢田川層高針部層が見られます。亜炭層が3枚以上観察できました
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岐阜県の美濃加茂~可児周辺の中村層 その1

岐阜県美濃加茂市と可児市の境を流れる木曽川河原には主に瑞浪層群中村層がみられます。太田橋付近の中村層中には,脈状岩石が見られます。2020年,その成因に熱水流体の存在が提唱されました。さらに,2023年に樹幹化石の林床から,ウリノキモドキという熱帯性の植物の仲間の葉ばかりが集まっているのが報告され話題を呼んでいます。
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“牛川人”の化石

2024年1月24日の新聞に“牛川人”の記事が載ってました。1957年と1959年に豊橋市牛川町の鉱山から1片ずつ見つかった骨で,当時は「国内最古の人骨」として,日本史の教科書にも掲載されました。2001年ころから人骨ではないと指摘されていましたが,2022年頃からクマの化石と考えられるようになりました。