会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.51) イネと高師小僧 過日,「玄米」を知人からいただきました。そして,初めて精米機を利用しました。イネの最大の特徴は過湿土壌中でも生育できることです。食べる以外,考えたこともなかった米について調べていく中で,高師小僧のことを思い出しました。高師小... 2024.08.15 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.50) 「あいちの地質99選」近年,ジオパーク,ジオサイト,世界自然遺産などの言葉を耳にすることが多くなっています。geoはもともと地球を意味する言葉です。したがって地質と大きなかかわりがあります。今回は「みのひだ地質99選」(岐阜新聞社,2011... 2024.08.14 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.49) 原子には,同じ陽子数でも中性子の数が異なり,重さ(質量)が異なるものがあります。これを同位体といいます。同位体には,放射能を出して原子番号が変わってゆく放射性同位体と,安定して存在する安定同位体があります。生体に微量に含まれる安定同位体を通して,食物の生産地や動物の食生態,生活歴などが見えてきます。これから,食品生産地の偽装などを見破ることができるようになってきています。 2024.07.15 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.48) 日本は活断層の多い国ですが,愛知県とその周辺にも何本もの活断層があります。もちろん活断層があるから地震が起きるということではありません。活動の可能性があるというだけです。また,知られていない震源断層もありますので,地震予知はむつかしいとされています。 2024.07.02 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.47) 地質年代は,ウランや14Cなどの放射性同位体を用いた多くの測定法が知られています。今回は,「天文年代」,「酸素同位体ステージ」,「較正年代]という,比較的新しい地質時代に関わる事柄についての説明です。 2024.06.15 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.46) 水晶とその仲間たち石英の化学組成はSiO2で,造岩鉱物として長石類に次いで多い鉱物です。六角柱状のきれいな自形結晶(鉱物が本来持っている形)をしているものを水晶と呼びます。その仲間たちには違いの分かりにくいものがあります。 なごやの大地を学... 2024.06.03 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.45) 愛知県の美濃帯では石灰岩や大理石は限られたところでしか見られませんが,秩父帯では比較的よく見ることができます。イタリアなどでは,テチス海に堆積した石灰岩類が広く分布しており,地殻変動を受けて大理石もよく見られます。 2024.05.16 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報(no.43) 愛知の大地のなりたち13 新生代 第四系庄内川,矢作川,豊川などの大きな河川の川岸には,主に更新世の地層が段丘をつくっています。段丘はかつての河床,河原が相対的に隆起してできますので,地形的には上の段のものほど古くなっています。名古屋市街地... 2024.04.15 会報
会報 なごやの大地を学ぶ会会報no.42 名古屋周辺の鮮新-更新統は東海層群と呼ばれます。砂礫層,砂層,シルト層,亜炭層,火山灰層層などが見られます。層序のわかりにくいところが多い地層です。湧水湿地が多く見られます。植物の世界ではこの地域の固有種が多くみられる東海丘陵要素植物群が有名です。 2024.04.04 会報