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なごやの大地を学ぶ会会報(no.28)

9月は台風シーズンです。古くから日本人は嵐(台風)の被害と恩恵を受けてきました。海面水温が高い熱帯の海上で発生する熱帯低気圧が,さらに発達して日本付近にきたものを台風と呼びます。今回は台風と近年よく使われる「線状降水帯」の話です。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.27)

流星は,彗星(すいせい)が軌道上に放出した直径1mm~数cm程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し,高温になってチリが気化する一方で,大気や気化したチリの成分が光を放つ現象です。隕石は宇宙から固体の物質が地表などに落下してきた時に,大気中で気化せずに残ったもので,基本的には小惑星の破片で,かつて惑星をつくっていた岩石や金属鉄の塊です。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.26)

近年,自然科学,社会科学の分野で用語の改定が行われています。どの用語が最適かはいろいろな考えがあると思いますが,教科書の使われる用語は一つの目安になると思います。そのいくつかを紹介します。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.25)

細胞内にあるミトコンドリアや葉緑体は細胞膜が2重になっている特徴があります。このことからもとは異なる細胞が共生したためと考えられており,細胞内共生といいます。陸上にあがった植物は主に乾燥と重力への対策を中心に進化をしてきました。植物の進化は気候の変化や動物の進化に大きな影響を与えています。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.24)   20230701

ほとんどの生物のエネルギー源といって良い太陽放射エネルギーを直接受け取ることができるのは植物だけです。動物は有機物を材料にして別の有機物はつくり出せますが,二酸化炭素や酸素などの無機物から有機物をつくり出すことはできません。植物が太陽放射エネルギーを受け取る方法の最大のものは光合成です。光合成はとても複雑な反応です。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.23)

地球上のすべての生物にとっての生命活動,地表の変化などの変化のエネルギーは太陽からきています。そのエネルギーは半分は地球に吸収されます。そして,地球からも入射光と異なる波長の光などで宇宙空間に向かって放出します。その一部を大気が吸収し,再び地球に戻しています。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.22)

今回は前線と梅雨の話です。前線はなぜできるのか,温暖前線と寒冷前線の雨の降り方の違いは何か,梅雨はどのように発生するのかなどを考えてみましょう。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.21)

何らかの原因で気圧に差ができると,気圧の高いところから低いところに向かって大気は移動します。これが風です。大気が動くとコリオリの力(転向力)が働いて,力が釣り合う状態になるまで進行方向がずれていきます。地上付近の風の場合には摩擦力が,低気圧のように渦が巻くようなところでは遠心力が加わります。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.20)

会報no.20は,気象学の基礎として転向力の話です。
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なごやの大地を学ぶ会会報(no.19)  20230415

今回は環境構成要素の一つとして雲と雨の話です。 なごやの大地を学ぶ会会報no.19-1ダウンロード