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記事026 矢田川層藤岡部層(土岐砂礫層)から珪化木の発見

瀬戸市の藤岡部層の礫層中から,珪化木が見つかりました。珪化木は土岐砂礫層を経て土岐川(庄内川)水系の河原にもたらされたと考えられていますが,実際に土岐砂礫層の露頭から見出された報告を目にしたことはありません。露頭からの産出確認の目的で,10...
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記事025   チャートの上に立つ彦根城の見学

滋賀県彦根市の彦根城に久しぶりに行ってきました。平日ですが,天守閣の修復工事による見学中止が解除された日のためか,多くの観光客でにぎわっていました。アジア系の外国の方が多い気がします。石垣の組み方が名古屋城などと違い興味を持ちました。 (1...
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高座山の水晶

春日井市の高座山の水晶産地へ行ってきました。高蔵寺の駅から徒歩20分ほどでつきます。キノコ山なので10月からは入山できません。露頭の下位にあたる路面に小さいけれどきれいな水晶が散らばっています。土をスコップで少しすくって,後で水洗いするのが...
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記事024     足助断層と花崗岩

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記事23 名号岩

豊田市加茂川町川向に「名号岩」があります。かつての加茂郡と額田郡の境界を流れる郡界川に沿った道沿いの露頭(伊奈川花崗岩)に山下現有(元浄土宗管長・知恩院門跡)の書から「南無阿弥陀仏」と刻まれています。
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記事22   日進市いなり山の地層

日進市いなり山では,東海層群矢田川層高針部層が見られます。亜炭層が3枚以上観察できました
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岐阜県の美濃加茂~可児周辺の中村層 その1

岐阜県美濃加茂市と可児市の境を流れる木曽川河原には主に瑞浪層群中村層がみられます。太田橋付近の中村層中には,脈状岩石が見られます。2020年,その成因に熱水流体の存在が提唱されました。さらに,2023年に樹幹化石の林床から,ウリノキモドキという熱帯性の植物の仲間の葉ばかりが集まっているのが報告され話題を呼んでいます。
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“牛川人”の化石

2024年1月24日の新聞に“牛川人”の記事が載ってました。1957年と1959年に豊橋市牛川町の鉱山から1片ずつ見つかった骨で,当時は「国内最古の人骨」として,日本史の教科書にも掲載されました。2001年ころから人骨ではないと指摘されていましたが,2022年頃からクマの化石と考えられるようになりました。
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知多の地層を見てきました

南知多町内海の北には大きな露頭が連続しているのが見られます。その丘陵の頂部が平らに削られているところがあります。師崎層群内海層の最上部とその上に載る豊丘層の不整合部分です。豊丘層の最下部が取り残されている様子が見られます。連続露頭に近づくと師崎層群内海層の砂岩泥岩互層がよく見られます。
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花崗岩中の暗色包有岩

花崗岩中の暗色包有岩を久しぶりに見てきました。ゼノリスと呼ばれていたものの多くはマグマの混合によってつくられた暗色包有岩のようです。断面が丸い形のものや,細長く伸びたものも多く,暗色包有岩は流体の状態で起きたようです。