なごやの大地を学ぶ会会報（no.40）

愛知県周辺に広く分布する領家花崗岩類が固まった深さは数km程度で，侵食によって比較早い時期に地表に顔を出し，愛知の大地をつくっていたようです。日本海拡大以前には日本列島となる地域は，ユーラシア大陸の沿海州に近いところあったと考えられています。4000万前ころには分裂が始まり，淡水湖の形成などを経て海水が侵入し，やがて日本海が形成されたようです。